被曲: | 大滝詠一 | 「さらばシベリア鉄道」 | (「A LONG VACATION」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | ヒデ・夕木、杉並児童合唱団 | 「GO! GO! トリトン」 | (「海のトリトン」) |
被曲の本当の元ネタは既出だが、昔からこの原曲と雰囲気が似ていると言う人が少なからず存在するような気がする。確かに、なんとなくではあるが曲調がサビ以外は似ているように思う。ひょっとして両方とも同じ元ネタから派生したのだろうか。
似てる度:★★★被曲: | The Turtles | 「Elenore」 | (「The Turtles Present the Battle of the Bands」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Turtles | 「Happy Together」 | (「Happy Together」) |
原曲:1967年 被曲:1968年 昔から、同じアーティストの曲とはいえ曲調がなんとなく似た感じがするけど、どういう事情があったのだろうかと思っていた。気になって先日wikiで調べると、全米1位になった外部のライターによって書かれた原曲のようなヒット曲をバンドに求めるレコード会社に対してバンドのメンバーが原曲の「ねじ曲がったパロディ」として被曲を書いたそうだが、結果的には被曲も全米6位まで上がるヒット曲として成功を収める結果になったということだそうだ。
似てる度:★★★被曲: | 井上陽水 | 「心もよう」 | (「収録作品」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | ザ・タイガース | 「花の首飾り」 | (「収録作品」) |
イントロのテロリロテロリロだけ。スウィング・ウエスト「雨のバラード」由紀さおり「夜明けのスキャット」等ワンサカあるパターンです。この後に陽水が原曲を「UNITED COVER」でカバーしてヒットさせるのが面白い。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「Penny Lane」 | (「Magical Mystery Tour」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beach Boys | 「God Only Knows」 | (「Pet Sounds」) |
原曲の影響を受けたビートルズ・ナンバーには「Here, There and Everywhere」がよく挙げられるが、この被曲も原曲の影響を受けていると言われている。ただし、歌メロは特に似ていないが。一番誰にでも分かりやすいのは原曲と被曲の間奏部分が似ている点ではないかと思う。
似てる度:★★★被曲: | Klaatu | 「Sub-Rosa Subway」 | (「3:47 EST」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「It's All Too Much」 | (「Yellow Submarine」) |
被曲の「クラトゥ」というアーティストはビートルズの覆面バンドとのデマが流されたことのあるソフトロック界隈では有名なバンドである。被曲の演奏開始して2分20秒のあたりからが原曲のエンディングのリフレイン部分にサウンドや演奏が似ている。
似てる度:★★★被曲: | Queen | 「We Will Rock You」 | (「News of the World」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | John Lennon | 「Give Peace a Chance」 | (「収録作品」) |
被曲は他からの影響もあるだろうけど、ベースになってるのは原曲だろう。これは有名ネタでもある。しかし、これを指摘するとクイーンのファンの一部や、なんでも逆張りしたがる人たちから怒られたり攻撃されることも多い。ちなみに、私もクイーンのファンで、全スタジオアルバムはフツーに持ってます。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「Back in the U.S.S.R」 | (「The Beatles」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beach Boys | 「Do You Wanna Dance?」 | (「Today!」) |
原曲はビーチ・ボーイズのオリジナル曲ではないが、ビートルズが参考にしたのはビーチ・ボーイズのヴァージョンと思われるので、彼らを原曲アーティストにした。被曲のイントロの一部分が原曲の何回か繰り返し曲中に挿入される短い間奏によく似ている。これも有名ネタとは思うけど。
似てる度:★★★被曲: | The Rutles | 「Another Day」 | (「The Rutles」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「Martha My Dear」 | (「The Beatles」) |
この原曲をメインとして作ったビートルズのパロディが被曲である。
似てる度:★★★被曲: | Paul McCartney | 「Here Today」 | (「Tug of War」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「Yesterday」 | (「Help !」) |
原曲と被曲は楽曲そのものは特に似ていないが、同じ作曲者、同じプロデューサー(マーティン父)、同じアレンジャー(マーティン父)の組み合わせでの仕事のために、被曲はアレンジやサウンドが原曲を思い起こさせるような感じに仕上がっている。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「I'll Be on My Way」 | (「Live At The BBC」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「I'll Follow the Sun」 | (「Beatles for Sale」) |
どちらの曲も1950年代末にマッカートニーによってベースが出来上がっていたという共通点があるせいなのか、素朴な曲調がなんとなく似ていると思う。原曲、被曲ともにビートルズのヴァージョンで登録したため、ビートルズのヴァージョンがレコードやCDになった順番でこの組み合わせにしたが、楽曲そのものの発表順で考えると原曲と被曲は逆である。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「You Can't Do That」 | (「A Hard Day's Night」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | Barrett Strong | 「Money (That's What I Want)」 | (「収録作品」) |
被曲はウィルソン・ピケットの作風を意識したようにwikiには書かれている。しかし、ピケットのベスト盤CDしか持っていないのではっきりとは言えないが、少なくとも彼の代表曲に被曲のモデルらしき曲はなさそう。それよりも被曲はビートルズもカバーしているので有名な原曲に歌メロは似ている。原曲を少しマイルドな曲調に作り変えてるように感じる。原曲をビートルズのカバーで聴いて被曲と聴き比べると分かりやすいかもしれない。これも有名ネタかもだが。
似てる度:★★★被曲: | The Chi-Lites | 「A Letter to Myself」 | (「A Letter to Myself」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Chi-Lites | 「Have You Seen Her」 | (「(For God's Sake) Give More Power To The People」) |
同じアーティストの楽曲は意図的あるいは無意識のうちに似てしまう場合がよくあるが、これも被曲は原曲の下位互換版というか劣化コピーみたいに思える。曲調はそっくりではなく、なんとなく似ている感じがする程度だが、曲中に長い語りが入るのが共通している点を考慮すると星3個程度は付けてもよいだろう。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「Sun King」 | (「Abbey Road」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | Fleetwood Mac | 「Albatross」 | (「English Rose」) |
昔からのビートルズ公認の超有名ネタですが、このサイトの登録データ充実のために出します。原曲の演奏の雰囲気やサウンドと被曲のイントロや本編の演奏がなんとなく似ている。ただ、wikiによると原曲にも複数の元ネタがあるようである。
似てる度:★★★被曲: | The Kinks | 「Destroyer」 | (「Give the People What They Want」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Doors | 「Hello, I Love You」 | (「Waiting for the Sun」) |
とりあえず出しておきます。被曲は自らの「All Day and All of the Night」その他をベースにしているのは当然だが、ドアーズへのパクリ返しと言うか意趣返しの目的もあって発表したのではないかと言われている。超有名ネタです。
似てる度:★★★被曲: | Pizzicato Five | 「マジック・カーペット・ライド」 | (「BOSSA NOVA 2001」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「Baby, You're a Rich Man」 | (「Magical Mystery Tour」) |
原曲のイントロや曲中で聴かれるクラヴィオラインの演奏を被曲に引用している。また、原曲のサイケデリック・ロックなのかラーガ・ロックなのかよく分からない曲調も多少意識している。これもピチカート・マニアには説明不要のネタである。
似てる度:★★★被曲: | Pizzicato Five | 「ヒッピー・デイ」 | (「オーヴァードーズ」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | Barbara Acklin | 「Am I the Same Girl 」 | (「Seven Days of Night」) |
原曲の印象的なアレンジを被曲にモロに引用している。原曲のヴォーカルの入っているヴァージョンはここに出しているバーバラ・アクリンがオリジナルであるが、被曲はダスティ・スプリングフィールドあるいはスウィング・アウト・シスターのヴァージョンを参考にした可能性もある。ピチカートマニアなら誰でも知っているネタ。
似てる度:★★★被曲: | John Lennon | 「Cold Turkey」 | (「収録作品」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「Come Together」 | (「Abbey Road」) |
原曲と被曲のサビの歌メロがほぼ同じ。超有名ネタです。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「Lucy in the Sky with Diamonds」 | (「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | The Beatles | 「Strawberry Fields Forever」 | (「Magical Mystery Tour」) |
原曲の「Living is easy with eyes closed」の部分と被曲の「Cellophane flowers of yellow and green」の部分の歌メロが酷似していると指摘されている。そこそこの有名ネタです。なお、収録アルバムで考えると原曲と被曲が逆じゃないかと早合点する人も居そうだが、曲の発表の順番はこれで間違いはない。
似てる度:★★★被曲: | The Beatles | 「I'm Down」 | (「収録作品」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | Little Richard | 「Long Tall Sally」 | (「Here's Little Richard」) |
説明不要のネタだがこのサイトのデータを充実させるために出しておきます。もしこれをご存知ない人がいらっしゃれば被曲のwikiを読んでいただきたい。
似てる度:★★★被曲: | Paul McCartney | 「Waterfalls」 | (「McCartney Ⅱ」) | |
---|---|---|---|---|
原曲: | Pablo Sorozábal | 「La canción de Marcelino」 | (「Marcelino, Pan y Vino」) |
原曲は1955年のスペイン映画「汚れなき悪戯」の主題歌「マルセリーノの歌」で、作曲はパブロ・ソロサバルである。原曲と被曲の歌い出し部分だけではあるが似ている。ビートルズの面々は無名時代から外国の映画も好きであり、「マジカル・ミステリー・ツアー」ではバスの車内で「日曜はダメよ」の一部を歌うシーンもあり、ホワイト・アルバムのレコーディング・セッションを中断してマッカートニーの家でTVで放送された映画を観たりもしている。したがって、歌い出しの部分は偶然に似たのかもしれないが好きな昔の映画の曲を引用した可能性もあると思う。
似てる度:★★★